笑って元気になれる映画『ハングオーバー』
どうも、ガノです。
最近は暇なので指人形とか作ってます。
まもなくバイトが再開するっぽくて非常に鬱です。働いてる人って本当に偉いですよね。出来れば一生養われてたい。なぜ成長してしまったのか。
そんなこの世の真理に晒され続けているとうわ〜〜〜〜〜人生っ!!!!!!となって酒を飲んで寝て次の日色々と後悔することも多いかと思います。まあ私は飲めないのでちょっとよくわかんないですけど。
今回おすすめするのもそういうお酒の失敗の映画。
『ハングオーバー!消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』
Netflixで見れます。
いつの間にか、見ました!って報告する記事からオススメです!って勧める記事になってますがそんなことはどうでもいい、見ろ。
まずあらすじ!!
コメディ映画です。
親友が結婚するということで、独身最後の時間をベガスで楽しもう!とラスベガスに遊びに来た3人の男たち。
浮かれて遊んで飲みまくって目を覚ますと記憶は全くなく、肝心の結婚する予定の親友がいない。
辛うじて残された手がかりから昨晩の自分たちの痕跡を追うと、身に覚えのないトラブルばかり発覚して…、という感じです!
魅力その1
・派手な美術演出
景色や小物が派手で楽しい!
舞台がラスベガスなので、景色が豪華でいいですね。
カジノや、女の子のいるお店、華やかな夜の街でパーッと遊んでる様子を見るのってなんであんなに楽しいんでしょう。
他にも悪者や大きな動物など、見応えのある登場人物(人物???)が沢山出てくるので画面を見ていて飽きません。しょっちゅうイベントが起きるのもいい所。
魅力その2
・キャラが濃い
主な登場人物は男4人。
特に主人公と言えるのはそのうちの3人なんですが(1人は行方不明なので当然といえば当然)、気弱な真面目、ノリの軽いチャラ男、ヤバめのぽっちゃりと、全員しっかりキャラ立ちしていて面白いです。
「誰が誰だか覚えられなくて映画は苦手…」という人でもすぐ覚えられるかと思います。
3年同じクラスだった人間の名前も顔も覚えなかった私が言うので間違いないです。
魅力その3
・斬新な構成
何よりこれ。まじでこれ。
有名な映画の多くが起承転結の順に出来事やストーリーが巻き起こっていくのに対し、この映画は
「散々やらかしたあとでそれを逆にたどっていく」
という面白い展開。
別に珍しくないのかもしれないけど私は全然映画詳しくないから超斬新に感じた。逆転裁判とか好きな人は好きな感じする。
とんでもないミスや失態が発覚した時の驚きがそのまま笑いに繋がるのでわかりやすく楽しめるしおすすめ。
注意点やここはちょっと微妙…?という点
えーそうですね、まあコメディ映画なので、それも海外のなのでら下ネタがめちゃくちゃ多いです。直接的表現も多々あります。
異性と見るのはもちろん、同性と見るのもだいぶ気まずいかと思います。お互い寛容でゲラゲラ笑えるならどうぞ。
ただ下ネタ苦手な人は見ない方がいいレベル。お姉さんびっくりしたよ〜そんなガンガンやるんだ???って感じ。
あと倫理観が多少なりとも壊れてるので、というか、男のロマン?的な?遊び?が全面に描かれてるので気になる人はやめときな〜って思います。
アメリカのコメディ苦手な人はこれも苦手かと。
そんな感じですね〜。
結論
1人で深夜にゲラゲラ笑いながら見るのに最適。
これにつきます。
個人的にはストリッパーの下りが1番面白かったです。以上!ありがとうございました〜!
次は『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』かな〜多分!
「ミスト」思ってたのと違くてびっくりしたわ
ガノです。
今日もひきこもってます。一生バイト行きたくない。というわけで前々から気になってたけどなんか見てなかった後味最悪と言われるホラー映画、「ミスト」。見ました。
ネタバレなるべくしないようにはしますが、絶対知りたくない人は読まないでね。そりゃそうじゃってオーキド博士も言ってる。
皆さん知ってます?ミスト。
私ポスターの雰囲気からてっきり敵が全然見えないまま精神的にじわじわ追い詰められていくやつだと思ってたんすよ。いきなり変死体が見つかるとか背後に不審な気配を感じるけど振り返ると誰もいないとかね。
したらそんなことなくて意外と王道ホラーだったね。序盤数十分で普通に人が死ぬ。いいぞ。最初にやつが一瞬出てきた時は「あっそういう感じなんだ?!??」って声に出してしまった。映画館だったら睨み殺されるところだったけど家なのでセーフ。おうち愛してるわ。
雑にあらすじを説明すると、田舎町に暮らす父と息子がスーパーに買い物行ったら、いきなりとんでもねー霧が立ち込めて他の客と一緒にスーパーに閉じ込められる、って感じかな。んでどうもその霧の中にヤベー奴がいるらしい、と。この状態になるのも割と序盤なのでネタバレにはカウントしないけど許して♡いいよ♡
完全に余談だけどこの息子君がめちゃくちゃ可愛い。映画の中で唯一の癒し。俳優の子にスパチャ投げたい。
ゾンビものとかホラー映画見たことある人はなんとなく想像がつくと思うんだけど、そこそこの数の見知らぬ他人同士が脅威に囲まれるとまあ喧嘩するんだよね。死ぬほどウザイやつも出てくる。そういう奴に限ってなかなか死んでくれない。「いいや!そんなの俺は信じないね!帰らせてもらう!」とかほざくやつはだいたい死ぬ。ペットは作品による。
そういうホラー映画あるあるみたいなのがいっぱいあって普通に楽しい(今回ペットは出ないけど)。アクションも結構あって好きだった。
「頼む〜〜死んでくれ〜〜〜〜」って感情を抱くキャラ、どの映画にも大体いると思うんだけど、この映画のそのポジションキャラはウザさが桁違い。やばい。初めて見知らぬ人間に殴り掛かりたくなった。ここも胸糞ポイントなのかな〜多分。
途中途中に程よくイベントも挟み込まれるし、テンポも良くて飽きない。ホラー映画として普通に楽しい。
そうしていよいよ問題のクライマックス。
前々から噂を聞いてたので、何やら大きな行動を取ろうとしているあたりでうっすら嫌な予感がする。でも状況的にはそれが一番いいような気もする。見守ることしか出来ない。悶々としながらラスト数十分を見守る。
…。
なんて言うか、私が「ホラー映画的な展開に巻き込まれたとして一番最悪なのなんだと思う?」って聞かれたらあの状況を答えると思う。ミスト見たことなくても、個人的に思いつく限り自分が陥るのに最悪な終わり方。
うわ。うーーーーわ。
後味最悪って言われるのも納得だよ。
定期的にあぁあ〜〜〜〜〜〜〜…………と言わないと耐えられない絶望感に3時間ほど苛まれた。分かりやすく1番大きな伏線回収もされてて尚更辛い。顔を覆って呻くことしか出来ない。涙も出ない。
ずっとお通夜ムードなわけじゃないんだよね。本編平均してまあまあ楽しいんだよ。最後の最後にどん底に叩き落とされる。しんど。とりあえずまた見ようと思ってマイリスに入れた。
感想、「あぁあ〜……………………」って感じ。二度と文章書くなっ語彙力だけどまじでなんにも言葉が出てこない。深めの深呼吸を永遠に繰り返すしかない。
話変わるけど映画を「好き」「嫌い」に分類するのめっちゃ難しくない?「この演出は賞賛に値するけどストーリー展開はどうも気に食わない」とか「あらすじぜんっぜん好きじゃないのに忘れられなくて何回も見たくなる」とか評価するのがすごく難しいんだよなぁ…わかる?わからないかな…どっちでもいいや。
ミストなぁ。よっっぽど仲良い人とじゃないと、一緒には見たくないかなぁ。空気最悪になること間違いなし。一緒に呻ける相手がいて、どうしても誰かと見たい人はどうぞ。おすすめはしません。
1人でめちゃくちゃ落ち込みたい時に飲み物片手に見てくれ。雨の日とかいいな。最悪になれるので最高。精神的にマゾの人は是非。
P.S.ネトフリで見れるおすすめ映画募集してます。特に何も無ければ次は「ハングオーバー!消えた花婿と最悪の二日酔い」の予定。コメディっすね。以上!
「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」を見た
ガノです。
最近は自粛してるのでネトフリで映画を見てる。詳しくはないのでとりあえず名作を辿るつもり。Twitterとかで感想呟いてもいいんだけど140文字で収まるわけねえだろ!!という感情と盛り上がる相手もいないしなという悲しい現実に、ブログという手を思いついた。やったね。
映画じゃない方の普通のオタクだけど、あらすじとここ好きポイントを語らせてくれ!!!!って気持ちで書きます。感想はネタバレにならない程度にするつもりだけどやばそうだなって思ったら読まないでね。というかネタバレが怖いならこんな記事開くな!ググるな!!さっさとネトフリで見ろ!!!!って感じだよね。大丈夫か。うす。
今回は「キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」。スマホで打つ時、合間合間に「・」を入れるのが非常にめんどくさいタイトルだ。Twitterでフォロワーがフォロワーにおすすめされてたから見た。私は特にいいねも空リプもしなかったのに何故か見ている気持ち悪いフォロワーということになる。うるせえこうして名作は広がっていくからいいんだよ。
結果からいえばだいぶ好き。
まあ簡単に言えば天才詐欺師と彼を追いかけるFBI捜査官の物語。と、一般的には言われているが、ほとんど詐欺師の半生を描いた作品と言っていいと思う。もちろんFBI捜査官との絡みも痛快で面白い。
主人公がめちゃくちゃ天才的な詐欺師。思いつくまでならギリ出来そうな事を行動に移していくその勇気?無鉄砲さ?肝の座り具合がとんでもない。でも嘘がバレそうになるとちょっと焦る。なら最初からやらなきゃいいのに、なんて言うのは流石にナンセンスかもしれないがともかく可愛い。口の上手さ、手先の器用さ、飄々とした態度、人に害を与えない感じのサイコパス臭、まさに私が求めてる理想の詐欺師象そのもの。愛してるわ。ちゅっ♡(ここで銃殺される)
あまりこういった観点から映画を評価するのは好きじゃないんだけど、レオナルド・ディカプリオとトム・ハンクスの2人が主演を務めてるって言うのもとんでもない。毎秒顔がいい。全然人の名前を覚えない私が知ってる数少ない俳優さんがこんなドンピシャで来ることある??って思ってひっくり返ったよね。嘘だけど。
まあ映画の中で犯罪に手を染める人間は大抵人並外れた思考をしていることが多いけど、彼も例外じゃないのでまあまあやべえ奴。幼少の頃の家族関係の拗れとか誤った生き方を示した父親のせいで、社会の規律を破ることになんの抵抗も感じないんだよな彼は。悪気のなさそうな顔してんのが腹立つわ。好き。
アメリカの映画たと大抵悪は負けるし、まあ言っちゃえばこれもそう。(一応言うとこれは映画の序盤で明かされる事実だし常識的にもそりゃそうだろという感じなのでネタバレじゃあない…はず…)主人公は犯罪者なのでもれなく悪人だしぶっちゃけ捕まる。言い方によってはこれは捕まるまでの軌跡を辿る作品って言ってもいいかも。負けるまでのストーリー、つまり彼が追い詰められていく様が本当に見事に切なく美しく情けなく描かれていて、なるほどこれは名作と言われるわけだわって1人で納得したりもした。
余談だけど知能犯がだんだん弱っていく過程で情けなくなるのめっちゃ性癖で好き。
衝撃的な大どんでん返しがある訳では無いけど、短いスパンで繰り広げられるいくつものドラマが見ていて飽きなかった。伏線も結構あったし。そして何より犯罪の手口ね。しれっとした顔でとんでもないことをする演出が大好きなんだ私は。どうせみんなもそうでしょ知ってる。オーシャンズとかルパンとか見てて楽しいもんね。ただこの作品はむしろ、手口がすごい!才能がとんでもない!バーーーーン!!どうだお前ら楽しいだろ!?って言う勢いよりも、そんなすごいことをなしとげた彼も一人の人間で、こんな経験をすることでこういうふうな成長をしたんだよ、というドラマ性が押し出されてるように感じた。
恋人と見るにもめっちゃいいとは思うけど途中にベッドシーンはあるからそれが気まずいよ〜って人はやめときな。まあハリウッド映画なんてほとんど全部ベッドシーンあるしその中だったらだいぶライトな方だから、再上映とかあって映画館で見るなら余裕かもね。家だと気まずいかも。私はいつもひとりなので問題ないよ。
あと腐女子、腐男子の人で割となんにでも腐ィルターかけちゃう人は冷静な見解を一緒に見た人に述べるのに少し努力しないといけないから一人で見ることを勧めるよ。私はいつもひとりなので問題ないよ。2回言わせんな。ふたりの関係性がめちゃくちゃ刺さった。お互いにクソデカ感情を抱えている。相手が生き甲斐になっちゃってるもんなあこれ…うわ……最高……ってなった。一般人には普通クソデカ感情とか伝わらないから気をつけてね。
終わり!
身終わったあと「最高かよ………」という感想が漏れる感じ。個人的に1番好きな終わり方をした。ここは完全にネタバレになるのでこれ以上は何も言わない。いいから全員見ろ。
P.S. おすすめの映画とかあったら見たいと思ってます。繰り返すけどネトフリで見れるととっても有難いです。吹き替えと字幕どっちがいいとかも言ってくれればそっちで見ます!以上!!次回は「ミスト」の予定。